是正処置報告書(Excel・無料)
原因分析、是正処置、再発防止、効果確認を一枚にまとめます。
Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-08-28
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
どのような場面で使いますか
1件の不適合について、応急処置から効果確認までを1枚に収める報告書です。社外に提出する形にも使えるよう、判定欄まで持っています。
是正処置の要求事項(ISO 9001:2015 10.2/規格)
是正処置の報告書は法令で決まった書類ではありません。ISO 9001の認証を受けている会社や、取引先から是正処置を求められた会社では、規格の10.2に沿って処置と結果を記録に残すことが求められます。
| ISO 9001:2015 10.2.1(規格) | 不適合が起きたら、修正などで対処し、原因を除去する処置の要否を評価し、処置をとり、その有効性をレビューする |
|---|---|
| ISO 9001:2015 10.2.2(規格) | 不適合の性質ととった処置、是正処置の結果を、記録(文書化した情報)として残す |
| JIS Q 9001:2015(規格) | ISO 9001:2015 を日本語にした日本産業規格。内容は同じ |
| JIS Q 9000:2015 3.12.2(規格) | 是正処置の定義。不適合の原因を除去し、再発を防止するための処置 |
| 条文が求める項目 | この様式の列 | 補足 |
|---|---|---|
| a) 不適合に対処する(管理し修正する、結果に対処する) | 応急処置 | |
| b) 原因を除去する処置の必要性を評価する(原因の明確化) | 原因 | 類似の不適合の有無も確かめる |
| c) 必要な処置を実施する | 是正処置 | |
| d) 是正処置の有効性をレビューする | 効果確認日 | 結果は「判定」 |
| e) 計画で決めたリスクと機会を更新する | — | 必要なら備考に |
| f) 品質マネジメントシステムを変更する | 再発防止策 | 作業標準・手順書の改訂 |
| 10.2.2 不適合の性質 | 事象 | |
| 10.2.2 是正処置の結果 | 判定 |
規格は記録を残すことを求めていますが、様式は決めていません。自社の様式でかまいません。法令ではないので罰則もありません。取引先から指定の様式がある場合は、そちらに合わせてください。
2026-10-10 時点。規格本文(ISO 9001:2015/JIS Q 9001:2015)は有償のため今回は再照合していない。既存記事 zesei-shochi-towa(2026-10-03 確認)と同じ箇条の内容で書いた 確認した資料:日本産業標準調査会(JISC)JIS 検索/ISO 9001:2015(ISO)
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 管理番号
- 発生日
- 事象
- 応急処置
- 原因
- 是正処置
- 再発防止策
- 責任者
- 期限
- 効果確認日
- 判定(選択:有効/一部有効/再発あり/継続確認)
- 備考
Excel画面のプレビュー
まっさらな入力用と記入例を表示しています。伏せている箇所はありません。どちらも同じファイルに入っています。
まっさら版(編集用)
| A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 是正処置報告書 | |||||||||||
| 2 | 改善板|原因分析、是正処置、再発防止、効果確認を一枚にまとめます。 | |||||||||||
| 3 | 見つけたときにすること(書き始める前に読む) ・応急処置と是正処置は分けて書く。応急処置だけで閉じない。 ・原因は「発生の原因」と「流出の原因」に分ける。片方だけ直すと、また出て、また気づけない。 ・効果の確認日を決めてから対策に入る。確認結果が空のものは、まだ終わっていない。 ・空いている欄があってよい。全部埋まらないと出せない形にすると、起票そのものが遅れる。 | |||||||||||
| 4 | 管理番号 | 発生日 | 事象 | 応急処置 | 原因 | 是正処置 | 再発防止策 | 責任者 | 期限 | 効果確認日 | 判定 | 備考 |
| 5 | ||||||||||||
| 6 | ||||||||||||
| 7 | ||||||||||||
| 8 | ||||||||||||
| 9 | ||||||||||||
| 10 | ||||||||||||
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 是正処置報告書の使い方 | |||||
| 2 | ||||||
| 3 | 項目 | 内容 | ||||
| 4 | 1 | 「入力用」シートへ実際のデータを入力します。 | ||||
| 5 | 2 | 灰色のセルは自動計算欄です。数式を消さずに使います。 | ||||
| 6 | 3 | 区分や担当者は自社の呼び方に変更できます。 | ||||
| 7 | 4 | 不要な列は、実際に運用してから削除します。 | ||||
| 8 | 5 | 記入の仕方は「記入例」シートを見てください。 | ||||
| 9 | ||||||
| 10 | 利用上の注意 | |||||
| 11 | 規格は記録を残すことを求めていますが、様式は決めていません。自社の様式でかまいません。法令ではないので罰則もありません。取引先から指定の様式がある場合は、そちらに合わせてください。 法令の内容は2026-10-10時点で確認したものです。改正があるため、所管の行政機関の最新の情報もあわせてご確認ください。 作成・更新:改善板(合同会社商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | |||||
| 12 | ||||||
| 13 | ||||||
| 14 | ||||||
| 15 | ||||||
| 16 | 関係する法令等:是正処置の要求事項(ISO 9001:2015 10.2/規格) | |||||
| 17 | ISO 9001:2015 10.2.1(規格) | 不適合が起きたら、修正などで対処し、原因を除去する処置の要否を評価し、処置をとり、その有効性をレビューする | ||||
| 18 | ISO 9001:2015 10.2.2(規格) | 不適合の性質ととった処置、是正処置の結果を、記録(文書化した情報)として残す | ||||
| 19 | JIS Q 9001:2015(規格) | ISO 9001:2015 を日本語にした日本産業規格。内容は同じ | ||||
| 20 | JIS Q 9000:2015 3.12.2(規格) | 是正処置の定義。不適合の原因を除去し、再発を防止するための処置 | ||||
| 21 | ||||||
| 22 | 条文が求める項目と、この様式の列 | |||||
| 23 | 出典 | ISO 9001:2015 10.2.1・10.2.2(規格。法令ではない) | ||||
| 24 | a) 不適合に対処する(管理し修正する、結果に対処する) | 「応急処置」の列 | ||||
| 25 | b) 原因を除去する処置の必要性を評価する(原因の明確化) | 「原因」の列(類似の不適合の有無も確かめる) | ||||
| 26 | c) 必要な処置を実施する | 「是正処置」の列 | ||||
| 27 | d) 是正処置の有効性をレビューする | 「効果確認日」の列(結果は「判定」) | ||||
| 28 | e) 計画で決めたリスクと機会を更新する | この様式に列はありません(必要なら備考に) | ||||
| 29 | f) 品質マネジメントシステムを変更する | 「再発防止策」の列(作業標準・手順書の改訂) | ||||
| 30 | 10.2.2 不適合の性質 | 「事象」の列 | ||||
| 31 | 10.2.2 是正処置の結果 | 「判定」の列 | ||||
| 32 | ||||||
| 33 | 確認した資料 | 2026-10-10 時点。規格本文(ISO 9001:2015/JIS Q 9001:2015)は有償のため今回は再照合していない。既存記事 zesei-shochi-towa(2026-10-03 確認)と同じ箇条の内容で書いた 日本産業標準調査会(JISC)JIS 検索 https://www.jisc.go.jp/ ISO 9001:2015(ISO) https://www.iso.org/standard/62085.html | ||||
▼ の欄はドロップダウンから選べます。うすく色を敷いた行が、記入する欄です。
記入例
| A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 是正処置報告書 【記入例】 | |||||||||||
| 2 | 改善板|原因分析、是正処置、再発防止、効果確認を一枚にまとめます。 | |||||||||||
| 3 | 見つけたときにすること(書き始める前に読む) ・応急処置と是正処置は分けて書く。応急処置だけで閉じない。 ・原因は「発生の原因」と「流出の原因」に分ける。片方だけ直すと、また出て、また気づけない。 ・効果の確認日を決めてから対策に入る。確認結果が空のものは、まだ終わっていない。 ・空いている欄があってよい。全部埋まらないと出せない形にすると、起票そのものが遅れる。 | |||||||||||
| 4 | 管理番号 | 発生日 | 事象 | 応急処置 | 原因 | 是正処置 | 再発防止策 | 責任者 | 期限 | 効果確認日 | 判定 | 備考 |
| 5 | K-014 | 2026/08/27 | ラベル貼付位置の違いが3件 | 該当ロットを全数確認し貼り直し | 見本が作業台から離れていた | 見本を作業台へ常設 | 作業標準に貼付位置を数値で明記 | 鈴木 | 2026/09/10 | 2026/09/29 | 継続確認 | |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 入力用 / 記入例 / 使い方 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 14KB |
| 更新日 | 2026-08-28 |
入力方法
- 応急処置と是正処置を分けて書きます。止血と原因除去は別のことです。
- 再発防止策は、やり方や仕組みを変える形で書きます。「教育を徹底する」は再発防止策になりません。
- 効果確認日を先に決めてから提出します。判定が空のままの報告書は、まだ終わっていません。
是正処置報告書で抜けやすい項目
一般には、次の3つが後から足されることの多い項目です。是正処置報告書には最初から入れてあります。
- 効果確認日(対策を書いた時点で終わったことにされます)
- 応急処置(現物をどうしたかが残らず、同じ品が流出します)
- 判定(効いたかどうかを誰も確かめていません)
利用上の注意
- 規格は記録を残すことを求めていますが、様式は決めていません。自社の様式でかまいません。法令ではないので罰則もありません。取引先から指定の様式がある場合は、そちらに合わせてください。 法令の内容は2026-10-10時点で確認したものです。改正があるため、所管の行政機関の最新の情報もあわせてご確認ください。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-08-28)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
是正処置報告書は法律で決まった書類ですか?
法律で決まった書類ではありません。ISO 9001の10.2で、不適合の内容ととった処置、是正処置の結果を記録に残すことが求められています。様式は自由です。
是正処置報告書の保存期間は何年ですか?
ISO 9001には年数の定めはありません。自社の記録管理の決まりで年数を決めます。製品の使用期間や、取引先との契約で決まっている年数に合わせる会社が多くあります。
ISO 9001の是正処置で最低限残す記録は何ですか?
10.2.2では、不適合の性質と、その後にとった処置、是正処置の結果の3つを記録に残すことが求められています。この様式では「事象」「是正処置」「判定」の欄がそれに当たります。
是正処置報告書の使い方を解説した記事
この様式をどの段階で使うか、何を基準に判断するかは記事にまとめています。